『運動部の墓場』から軽音楽部へ ①
僕の高校時代の部活動の話をしよう。
私は高校生活を華々しく飾るべく、まずサッカー部の体験入部へと向かった。
何と言っても私は小中とサッカーをやっていたからだ。
私は驚いた。その高校サッカーというもののレベルの高さに...。私の顔立ちが運動神経が良さそうなので、ボールを触るまでは同級生に牽制されたものだ。「お前、ぜってえサッカーうまいべ。俺そこまでだから一緒に仮入部したくねえわw」と同級生に言わしめるほどだ。私も満更でもないように
「いやそんなことねえよw(ドヤ)」。調子に乗っていた。
実際プレイするとどうだろう。周囲のガッカリ感が半端なくヒシヒシと伝わってくるではないか。「まぁ、一応レギュラーで5年間サッカーやってきましたww(ドヤ)」と言っていた数分前の自分を殴り殺したくなった。
実力が追いつかないのはそのはず。市大会2回戦負けの弱小チームのレギュラーの能力などたかが知れているのだ。
こうしてサッカー部の仮入部は幕を閉じた。帰りに同級生は一切口を聞いてくれなかった。めちゃめちゃ独特の気まずさが二人の間には流れており、調子に乗らせたのはお前だぞ?と思いながら電車に乗って帰ったのを覚えている。
一切会話がなかったのは嘘であるが「いや、お前も結構うまかったよ?」と言われた。気を使われた。
「いや」ってなんだよw
下手なの前提でフォローすんなw
こうして部活動の花形「サッカー部」への夢はついえた。
次回!サッカーという運動を取り上げられた私。迫る仮入部期間!一体何部へ!!??
「ついに入部を決意!『運動部の墓場』とは!?」
明日書きまーす。誰か読んでください。ついに「運動部の墓場」とは何部なのか明かされます。お楽しみに〜
今週のお題「部活動」